タイ キャダバートレーニングに参加して/2013-11-07

  • 前田 純一郎
  • 長崎大学 医学部 出身
  • 2003年 入局

 9月28日から10月1日まで尾﨑教授、穂積先生、後藤先生(北海道留学中)と私の4人でタイへキャダバートレーニングに行って参りましたのでご報告いたします。

 今回は6体のキャダバーを用いて、膝・股関節合わせて12関節でトレーニングを行うことができました。まず初日は膝のトレーニングとして、measured resection TKA、gap technique TKA、UKAを6関節で行いました。翌日は股関節のトレーニングとして、残りの6関節でALS(仰臥位での前外側アプローチ) THA、RAO、CPO(Curved Periacetabular Osteotomy)を行いました。手術テクニックの向上はもちろん、神経・血管の位置など局所の解剖を見ながら手術できるので、レトラクターをかける位置やボーンソーの方向など “どこまではOKでどこからがアウトなのか”を確認できることはキャダバーならではの醍醐味です。特に今回は同じ医局のメンバーで共通理解を深めながらトレーニングできましたので、個人のテクニックのみならず、手術で重要な“チーム力”も向上できたのではないかと思います。

 トレーニングの合間には全員でタイ観光も色々と楽しませていただきました。王宮や寺院を巡り、タイ料理に舌鼓を打ち、夜は本場のムエタイを観戦してと初めてのタイを存分に満喫することができました。

 関連病院で研修中の先生方も機会があればぜひこのようなトレーニングに積極的に参加していただければと思います。知識を深め技術を習得し、日常の診療をどんどんレベルアップしていってください。
 
 最後になりますが、マネージメントしていただいたバイオメットジャパンならびに現地スタッフの皆様には大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。またこのような貴重な経験をさせていただいた尾崎教授をはじめ、長崎大学の諸先生方に深謝いたします。