えにわ日記2013夏/2013-08-29

  • 後藤 久貴
  • 筑波大学 医学部 出身
  • 1999年 入局

 北海道レポート第2回目の今回のテーマは手術器械についてです。
 
 私は現在、えにわでは主にTKAを、さっぽろでは主にTHAに付かせていただいております。当初、こちらはオリジナル器械を数多く所有しているのでは、と想像しておりました。しかしながら、展開のための器械は非常にシンプルです。特にTKAでは二種のエレバとシーツを巻いた枕(オイフと表現します)の使い分けがうまく、またTHA(後方)では二種のレトラクターと釘(写真参照)と筋こうのみで全て事足ります。シンプルが故に自由度が高く汎用性もある一方で、上手に使うことが必要な場合あります。センスのなさに自らを遺憾に思う事もしばしばですが、上達できるよう精進したいと思います。
 
 また、トータルの器械の少なさは多症例施設ならではです。きちんとした計画に基づく最小限の器械準備は、特にコメディカルと病院の負担軽減のために必要なことです。この点は慣れた施設のメリットを感じます。

 8月初旬には夏休みをいただき、道東をめぐりました。今更ながら北海度は広大で、5日間で1000Km以上走行しました。子供たちは屈斜路湖畔の砂湯(砂を掘ると温泉が)と中標津の旅館脇の川でのヤマベ釣り(いずれも無計画企画)に歓喜しましたが、湿原の広さや知床の雄大さに対する反応は希薄でした。また網走は「これ冬になったらどうなるの?」と思わせるさびしい雰囲気の土地でした。監獄を見た後だったからでしょうか。

 今後は9月の尾崎教授来北について、北海道ゴルフ事情など報告させて頂こうと考えております。