日本整形外科学会専門医試験 奮闘記/2012-09-18

  • 松尾洋昭
  • 長崎大学 出身
  • 2007年 入局

 H19年入局の松尾 洋昭です。今回、日本整形外科学会専門医試験が終了いたしましたので、専門医試験を終えてということでご報告いたします。結果として、同期一同、無事に合格しております。専門医試験を終えて、まず感じていることは、「きつかったな-」の一言です。

 まず、自分は当初9月頃より、あろうことか標準整形外科学を1ページ目より読み読破しようと試みました。だらだらと教科書を読むことに効果があるはずもなく、知識にならないまま、だらだら読書を12月初旬まで続け、標準整形外科学を2/3程度読み終わった後、12月に入ったため、さすがに一度過去問を解いてみなくてはと考え、問題を解いたところ、まったく解けず自己採点四割(正答も確信がない状態での割合です)でした。解いた問題はほとんどわからない状態のため、問題の解答を調べるために標準整形外科学のページを開いてみても、一度読んだはずなのに、新しく見る文面なのかというほど記憶がありません。この時もうすでに12月中旬。同期に電話で近況報告すると、「それは落ちる勉強方法やろ、やばかよ」と諭され、それから問題集を中心とした勉強方法に切り替え、試験までの1カ月間は酒や娯楽などの誘惑に耐えながら、3回は解く必要があるといわれている専門医試験専用問題集を3回終了。さすがにきつい日々でした。
 
そして試験当日。ホテルに着くと、ロビーには専門医試験専用の問題集を真剣に見ているスーツを着た人々がたくさんおり、一般の宿泊客が通っている隣で、あ-だこ-だと問題を出し合っている光景にはちょっと引いてしまいました。受験者数は479人だったようで、全員が同じ部屋の大きなホールにて試験が行われ、国試を受ける感じと同じような感じだなーと思いながら試験が開始。もちろん、久しぶりにドキドキと緊張しました。1問目わからず、2問目わからず、3問目わからず・・・やばいどうしようという感じで進んで行きました。問題の始めのほうは基礎問題が多く、わからない問題ばかりでしたが、中盤より徐々に問題がわかるようになり、前半が終了。トイレは長蛇の列ができており、トイレ待ちにて休み時間終了。後半もやはりわからない問題や、答えが2択にはしぼれるのにどちらが正解かわからないと悩んでしまう問題など多数あり、あっという間に試験が終了。終わってしまうと気分は爽快で、同期みんなでお台場の居酒屋へと向かいました。しかしながら、向かう途中や飲んでいる途中もついついテストの話になってしまい一喜一憂です。
 
翌日に面接があるために飲みもそこそこでホテルに戻り、翌日は朝早く集合し面接開始でした。沖縄など遠方の方が早く開始されるようで、我々は9時半頃に面接が開始され、部屋に入ると2名の先生がおり、ビデオを見ながらの質疑応答(問題は肩関節鏡視、腱板断裂に関して)と自分の症例に対しての質疑応答を行った後、次の部屋に向かいペーパーの画像を見ながらの質疑応答(骨肉腫に関して)。試験官の先生方は優しい先生方であり、終始なごやかに終了しました。面接が終了すると戻った部屋にて初日の試験の解答が手渡され、ドキドキしながらホテルの部屋に戻り、答え合わせ。うーん、いまいち・・・、不安。
 
長崎に戻り、試験勉強をしないで良い通常の日々に戻り、その後、しばらくして合格通知が届きました。「やった、よかった」。ただ、改めて試験勉強をしながら仕事をするのはきつかったな-と思います。今後、日本整形外科学会専門医試験を受けられる先生は私みたいに標準整形外科学を読破しようなどと考えずに、問題集や過去問より手をつけられ、早めに準備を開始することをお勧めします。終盤は体力が限界の状態でしたので・・・。
 
以上、何が言いたいのかわからない、つたない文面ですが、専門医試験を終えてでした。