和仁会病院 整形外科/2011-08-16

  • 小関 弘展
  • 長崎大学 出身
  • 1996年 入局

 長崎自動車道の多良見インターから長崎方面へ進むと、小高い山の中腹に見える病院、それが和仁会病院です。整形外科医は私を含めて2名、関連する水辺の森クリニックに3名が常勤しています。急性期治療後の回復期医療に重点を置き、患者さんの在宅や社会復帰に向けた様々な医療支援を提供しています。分かりやすくいうと、急性期病院で手術を受けた患者さんを引き受け、総勢60名以上のリハビリスタッフとともに手厚く治療を行うとともに、退院後もできるだけストレスなく生活できるように、ソーシャルワーカーの協力を得ながら総合的に支援しています。当科の常勤医には、長崎大学医学部臨床教授(榎本)と臨床講師(小関)がおり、研修指定病院にもなっております。高次臨床の学生さんには、主に“保険などの医療制度”や“各種老人施設”などについて、併設する施設などを案内しながら説明しています。また、医学博士課程の指導経験者(塚崎、小関)、特に塚崎医師は15名の医学博士を育成した実績があり、論理的なものの考え方や臨床を少し違った視点からみる眼を養うこともできます。
 若い外科医志望の方々は、救急医療や手術自体に対して情熱と興味をもつ傾向があり、またそうでなくてはならないと思います。整形外科医であれば、第一線の救急病院を廻っている内に一通りの救急処置を経験します。従って、地方の病院で夜中の救急車が来ても、ある程度の初期治療に対応できるようになります。また、整形外科手術の基本は、外傷や疾病で損なった身体機能の“再建、回復”ですので、自分の2本の手でそれを全うできる醍醐味と達成感があります。長崎大学整形外科には、脊椎、スポーツ、外傷、関節リウマチ、関節外科、腫瘍など各分野の活動的な指導医の面々と、特色のある研修病院が充実しているので、是非検討されてはかかでしょうか。