THA再置換セミナー/2011-03-07

  • 後藤 久貴
  • 筑波大学医学専門学群 出身
  • 1999年 入局

 3/3-4に関西医科大学(枚方市)にて開催された第3回THA(人工股関節置換術)再置換セミナーに参加しましたので報告させていただきます。
 このセミナーへは、当教室から尾崎准教授、穂積助教、後藤の3名が参加しました。セミナーの代表世話人である関西医科大学整形外科の飯田寛和教授は、多くの困難なTHAのloosening(ゆるみ)を治療されている、整形外科の世界では知らぬ者はいない先生です。
 セミナーの日程は、2日間で各2例ずつの手術(計4例)と講義、症例検討と、朝8時から初日は19時まで、非常に内容の濃いものでした。手術では、セメントレスとセメントのloosening例各1例、残り2例は感染症例で,BHA抜去・ビーズ挿入と2ndステージの再置換各1例でした。当科の方法と基本的に同じでしたが、いろいろな部分での手技・器械の工夫と飯田先生の熟練の技を間近に見ることができ、大変勉強になりました。講義では、各講師の先生方のセメントTHAへの熱い情熱を感じました。セメントレスTHAが増加する昨今ですが、股関節外科を名乗る者は正しいセメントの知識と手技が必須であると感じます。
 初日の夜は参加者と世話人全員での懇親会があり、全国から参加された先生方とワインセラーに囲まれた空間でワインと食事をおいしくいただきました。小規模のセミナーの魅力は、他の先生方とお話することができるこんな機会にあるのでしょう。
 私個人的には、ここのところAAOSから人工関節学会、そして再置換セミナーと、ほとんど仕事もせず出張三昧であり、周りの先生方や家族には迷惑をかけておりましたが、自分自身にとっては大変有意義な時間でした。大学ならではと甘えさせていただいています。どうもありがとうございました。