スイス ダボス研修/2017-01-19

  • 中村 智治
  • 自治医科大学 出身
  • 2016年 入局

2016年12月3日から11日までスイスにAO Davos Coursesで研修に行ってきたので報告します。

 研修があったダボスはスイスの西側に位置し、世界経済フォーラムが行われる場所です。気温は日中でも5度程度であり、夜間はマイナス6度程度で、冬季はスキーリゾートとして有名な場所でもあります。今回、外傷の勉強のために、長崎大学からは5人の医師が研修に参加しました。コースは5日間あり、講義、ボーンモデルを使ったpractice、討論の3つをローテーションで行う日程でした。朝は8時から夕方は18時までのスケジュールでした。12月4日の夜には、参加する日本人受講生および講師の先生方で食事会があり、研修に向けてリラックスすることができました。

 講義に関しては、traumaの基礎から講義があり、仮骨形成の過程や骨折の整復(絶対的整復、相対的整復)などを中心に説明がありました。英語での説明のため、聞き取れない個所もありましたが、スライドをみることで理解を深めることができました。

 ボーンモデルを使ったpracticeは、2人1組になって行いました。私のグループは14人のグループで、イタリア、オーストラリア、スイス、ドイツ、アメリカ、タイ、中国から構成されたメンバーでした。私はタイ人のMalisorn氏とペアを組み、実習を行いました。最初はラグスクリューから始まったのですが、その後はプレート、髄内釘、創外固定などの充実した内容となっております。また、実習中は、講師の先生方からの指導していただきました。

 討論も同様に14人程度のグループに分けられて行いました。骨折の写真を見せられ、治療方針はもちろん、初期治療はどのようにするかを討論しました。決まった答えはなく、何通りの治療方法を聞かれ、自分が選択した治療の利点などを他の受講生と話し合いを繰り返しました。

 また空き時間や移動時間で観光にも行きました。サンモリッツという標高3000m級の山にロープウェイで登ったり、FIFAのフットボールミュージアムにも見学に行き、充実した時間を過ごすこともできました。今回はベーシックコースであったため、次はアドバンス、マスターなどのコースも機会があれば参加したいと考えました。