ダボス AO Trauma コース(advanced)に参加して/2016-12-26

  • 森 圭介
  • 長崎大学 医学部 出身
  • 2011年 入局

12月5〜9日までスイスのダボスで毎年行われているAO Traumaのadvancedコースを受講してきました。コースには全世界から100人以上参加されてましたが日本人は2人の参加でした。コースは朝8時から17時まで講義、模擬骨での実習、グループでの症例検討と毎日みっちりのスケジュールでした。上肢から下肢まで系統的に講義があり各部位の講義が終わるごとに模擬骨での実習、症例検討とあり飽きることのないプログラムでした。

当たり前ですが全て英語で行われたため講義、実習はまだ理解可能なのですが症例検討はなかなか厳しい戦いでした。自分の意見を頭の中で日本語から英語に変換する間に周りの参加者がどんどん発言していき自分の意見が英語でまとまった時はもう別の話題になっているというなかなかハードルの高い症例検討でした。その中でも一番印象的だったのが海外では治療方針の選択に常にコスト面が関わっているということでした(大腿骨近位部骨折:CHS>髄内釘、下腿骨骨幹部骨折:プレート>髄内釘など)。今回のコースで総じて感じたのは、現在当外傷センターで行われている治療は世界基準で行われおり、また教育水準も極めて高いと思いました。

ダボスは異常気象?(毎年雪が積もっているらしいです。)のせいか平地に雪が積もっておらず毎日快晴で雲一つなく氷点下にも関わらずとても過ごしやすい気候で昼休みの日向ぼっこがとても気持ち良かったです。最後にこのような機会を頂いて本当にありがとうございました。今回学んだことを今後の臨床に生かしたいと思います。