En女医!!/2015-01-22

  • 黒木 綾子
  • 長崎大学 出身
  • 2008年 入局

 H20年入局の黒木綾子です。今回は近況報告をさせて頂きます。

 2014年7月に第2子を出産し、年内は育児休暇を頂いておりました。妊娠中より医局の先生方の優しさに甘えてばかりでしたが、無事出産できたことは大変嬉しく、支えて頂いた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

 さて、5年ぶりの出産。赤ちゃん育児の苦労はすっかり思い出話となっており、一つ一つの出来事に「あー、そうだったー…」と過去を思い出しながら日々奮闘しております。第1子の時違うのは、いつかは終わるとわかっていること。ずっと続くわけじゃないから頑張ろうと思えるし、むしろ大変ながらも終わってしまうことがさみしいとさえ感じる時もあります。とは言いつつ、「育児は育自」とはよく言ったもので、自分以外の第3者に一日中自分の行動を制限される状況の中で、「可愛い」とニコニコ過ごせるばかりでもなく、自分の器の小ささや未熟さを感じながら、2人の子どもに自分も成長させてもらっている毎日です。

 医療とは無縁の生活にどっぷり浸かってあっという間に半年が過ぎ、2015年から仕事に復帰することになりました。第1子の時と同様、復帰の時期は私に任せると言っていただき大変ありがたく思っております。
 第1子の時は生後4カ月での復帰でした。初めての子育てにてんやわんやで、家に籠っているのが性に合わず「早く働きたい」と思ったこと(専業主婦は向いていないと心底痛感、この時は。)、同期と一緒に専門医試験を受けるには4カ月の休職が限度だったこと、人見知りを始める前が預けやすいとの助言(実際は人見知り真っ最中で大泣き!)などの理由からでした。
 早く働きたいと自分の意思で復帰を決めたものの、初めて保育所に預けた時は娘と一緒に私も泣き、また、急に早期復帰を決めたためしばらくはミルク拒否をして大変でしたが、気がつけば子どもは環境にうまく適応して、逞しく育っていってくれました。
 長女が生後10カ月の時から専門医取得までの3年間は同期である夫と同じ病院に勤務し、当直や時間外勤務を分担しながら(子育てより急患センターの方が楽、といってじゃんけんで取り合った時期も(笑))、周りの先生方にご迷惑をおかけしながら、夫婦で一緒に仕事と子育てを両立してきました。
 その後は、「専門医取得したら2人目が欲しい」という希望を酌んでいただき、2013年から大学病院で勤務することとなりました。幸運なことにすんなり第2子を授かることができ、妊娠中はこれでもかという程いたわって頂いて、無事2人の母になることができました。

 出産前は、今回も早く復帰したくなるに違いないと高を括っておりましたが、2人目の子育ては思いほか心に余裕があり(というか、長女は抱っこ星人だったのに対し次女は一人遊びが上手。姉妹でこんなにもタイプが違うのかと驚愕)、専業主婦もそこそこ満喫して「なかなか悪くないな」なんて主婦業が板につき始め、夜に夫と行う整形談義ではまともな意見も思い浮かばなくなり、「このままではまずい!」と復帰を決意しました。慣らし保育初日にはお決まりの涙を浮かべ(私が)、部屋着と白衣姿、すっぴんと化粧後のギャップに違和感を感じつつ(自分が)、なんとか復帰のスタート地点に立ちました。

 また、ここからです。周りの先生方に助けていただきながら、少しずつ自分なりのワークライフバランスをみつけていきたいと思います。自分が仕事に復帰することで小さな時から子どもを保育所に預けなければならないことに、この選択が正しいものなのかと迷う気持ちもありますが、子どもに映る私の姿が生き生きキラキラしたものであるように(キラキラは言い過ぎ?)、妊娠出産のブランクをマイナスとばかり捉えず、子持ち女医生活を楽しむことが目標です。

 ご迷惑をおかけすることが多々あるかと思いますが、今後ともよろしくお願い致します。