長崎大学病院 修練医(入局1年目)/2009-10-19

  • 池田 倫太郎
  • 佐賀大学 医学部 出身
  • 2009年 入局

長崎大学整形外科、入局一年目の池田と申します。
私は佐賀大学出身で研修医を長崎大学病院、長崎原爆病院で行わせて頂きました。現在、私は入局半年を経過、医師3年目で大学病院研修中の立場で当教室の紹介をしたいと思います。当科への入局を検討されている医学生の方や研修医の先生方にも参考になればと思います。
前述のように私は佐賀大学出身であり、長崎大学出身ではありません。私の同級生や後輩の多くが出身大学以外への入局に対し多くの不安を感じていることを耳にします。実際に私も学生の時はそうでした。ですが実際に研修医として長崎で働き出すと、そういった心配はすぐになくなりました。長崎大学は他大学出身者に対しても長崎大学出身者と同じように接する雰囲気があり、他大学出身によるマイナス面を感じたことは一度もありませんでした。研修医の時点でそういう風に感じていたので、次はどの分野を専攻したいかです。本音を言いますと研修医の時、私は「全身をみられる科、救急を行える科に行きたい。整形は骨、筋肉以外みられないだろう」と考えていました。長崎には輪番制度というものがあります。市内に輪番指定病院が日毎にあり、2次救急まではその病院で診療するという制度です。研修医2年目を行わせていただいた長崎原爆病院もそのひとつです。そこには多発外傷から酔っぱらいの喧嘩まで様々な患者が来ます。外科系ではその8割(反論もあると思いますが)程度が整形外科領域であり、そのニーズの高さに大変驚きました。日常の診療では保存療法、手術に対しても先生それぞれに考え方があり、同じ診療は一度もないということにやりがいを感じ、整形外科を専門にすることを決めました。次に考えることはどこで働くかです。長崎で研修をした以上、多くが長崎大学に入局することは確かです。しかしそれ以上に長崎大学整形外科(関連病院含めて)では整形外科全領域をくまなく勉強することができ、不真面目な私でも悪く言うと最低でも一通りは整形外科領域を診療できる能力を身につけることができると考え、入局を決めました。
現在、入局半年が経過しようとしています。長崎大学整形外科教室では入局初年度は大学で働き、以後は専門医を取得するまで多くが関連病院で勤務します。現在、大学では上肢・脊椎・腫瘍班と股関節・膝などの班の2班体制で診療を行っています。私は現在、前者に所属していますが、厳しくも温かみのある指導と大学でしか経験できない症例に日々充実した毎日を過ごしています。
最後に、学生や研修医の時期は進路に迷うことも多いと思います。一つの施設では一つの治療、考え方しか学ぶことができないように思えます。入局して様々な施設で研修することにより多くの医学知識をそこから吸収しそのなかから自分の核となる専門などを選択していきたいと思います。
以上簡単ですが私からの長崎大学整形外科教室紹介を終わらせていただきたいと思います。