膝・スポーツ

講 師   米 倉  暁 彦
助 教   岡 崎  成 弘
助 教   金 丸  由 美 子(国内留学中)
     
     
     
     
     
     

 

膝グループ

1.膝関節鏡手術

2.膝関節形成術(脛骨骨切り術)

1.膝関節鏡手術

膝前十字靭帯(ACL)再建術を行っています(写真1-A, B)。長崎大学のACL再建術は2重束再建法(2ルート法)と呼ばれるもので、ACLを2つの線維束別に2本の移植腱で再建する方法で最も新しい手術法の一つです。膝関節鏡を用いた手術の特徴は、手術創のみならず関節内部の侵襲が小さいため、術後の疼痛が比較的軽く、術後リハビリテーションがスムーズに行えることがあります。また、関節鏡で関節内を拡大して見ることができるためより正確な手術を行うことができます。ACL再建術の他に後十字靭帯再建術、膝側副靭帯再建術、半月板縫合術、半月板切除術を含め、年間約110例の膝関節鏡手術を行っています。


 

 

2.膝関節形成術(脛骨骨切り術)

初期、進行期の膝OAに対して全国的に良く行われている高位脛骨骨切り術に加えて、長崎大学が発祥の脛骨骨切り法である脛骨顆外反骨切り術(TCVO)を行っています(写真3)。TCVOは同門の千葉剛次先生(現西諌早病院)が考案された手術法で、高位脛骨部において下肢のアライメントを整えるだけでなく関節面の形成も行う骨切り法です。TCVOは初期、進行期の膝OAのみならず、末期の膝OAにも適応があるのが特徴です。TCVOの優れた臨床成績に基づき、現在複数の基礎研究、臨床研究が進行中です。