バイオフィルム

研究員

  • 梶山 史郎
    安達 信二

発表学会

  • 日本整形外科学会基礎学術集会
    日本骨・関節感染症学会

発表雑誌

  • Journal of Orthopaedic Science
    Japanese Journal of Infectious Diseases
    日本骨・関節感染症学会雑誌

研究論文(英文)

  • Sakimura T, Kajiyama S, Adachi S, Chiba K, Yonekura A, Tomita M, Koseki H,
    Miyamoto T, Tsurumoto T, Osaki M. Biofilm-forming Staphylococcus epidermidis
    expressing vancomycin resistance early after adhesion to a metal surface.
    Biomed Res Int. 2015;2015:943056.
  • Adachi K, Tsurumoto T, Yonekura A, Nishimura S, Kajiyama S, Hirakata Y,
    Shindo H. New quantitative image analysis of staphylococcal biofilms on the
    surfaces of nontranslucent metallic biomaterials. J Orthop Sci 2007;12:178-84.
  • Kajiyama S, Tsurumoto T, Osaki M, Yanagihara K, Shindo H: Quantitative
    analysis of Staphylococcus epidermidis biofilm on the surface of biomaterial.
    J Orthop Sci 14(6): 769-75, 2009
  • Tamai T, Tsurumoto T, Kajiyama S, Adachi S, Sakimura T, Shindo H: Biofilm
    deficiency in polysaccharide intercellular adhesin-negative variants of
    Staphylococcus epidermidis selected by subminimal inhibitory concentrations
    of gentamicin. Jpn J Infect Dis 64(4):304-308, 2011

研究論文(和文)

  • 梶山 史郎, 小関 弘展, 崎村 俊之, 尾崎 誠: 【人工関節周囲感染】 PJIにおけるバ
    イオフィルム形成. 関節外科34(9): 836-840, 2015
  • 梶山 史郎, 松下 和彦, 阿部 哲士, 石井 朝夫, 小谷 明弘, 正岡 利紀, 斎藤 政克,
    山田 浩司, 勝呂 徹, 骨・関節術後感染予防ガイドライン策定委員会: 【整形外科領
    域における手術部位感染予防】 周術期血糖コントロール、手術室における履物の変
    更とSSI. 整形・災害外科58(10): 1321-1326, 2015
  • 日本整形外科学会診療ガイドライン委員会/骨・関節術後感染予防ガイドライン策定
    委員会:骨・関節術後感染予防ガイドライン(改訂第2版),南江堂,2015(日本整
    形外科学会 骨・関節術後感染予防ガイドライン策定委員会 委員)
  • 梶山史郎, 弦本敏行, 穂積 晃, 進藤裕幸: 【バイオフィルム感染症】 臨床編 整形外科疾患とバイオ フィルム.臨床と微生物 36: 465-469, 2009
  • 玉井 崇,弦本敏行,梶山史郎,白石公太郎,安達信二,進藤裕幸: Congo red 含有寒天培地を用いたブドウ球菌バイオフィルムの定性的分析.日本骨・関節感染症学会雑誌 22 : 14-16, 2009
  • 梶山史郎, 安達信二, 崎村俊之, 進藤裕幸:【バイオフィルム形成とクオラムセンシング】 臨床医学編 整形外科疾患とバイオフィルム.化学療法の領域 26: 1832-1838, 2010
  • 玉井崇【TKA術後感染の治療戦略】 最近のトピックス 新しい治療法 バイオフィルム その実態と対応関節外科29: 70-74, 2010.
  • 崎村 俊之, 梶山 史郎, 安達 信二, 玉井 崇, 日浦 健, 弦本 敏行, 進藤 裕幸:金属表面における表皮ブドウ球菌のバイオフィルム発育に対するバンコマイシンの影響について. 日本骨・関節感染症学会雑誌25, 82-85, 2012.
  • 松下 和彦, 阿部 哲士, 石井 朝夫, 梶山 史郎, 小谷 明弘, 斉藤 政克, 正岡 利紀, 勝呂 徹:整形外科領域の周術期感染予防. 日本化学療法学会雑誌60(3), 319-326, 2012.

 


骨・関節疾患を扱う整形外科における手術的治療法はさまざまな種類の生体材料の開発、応用により、近年めざましく進歩してきています。しかし、術後感染症、特に人工関節および骨接合材料といったインプラントを使用する手術に合併する感染症は、抗菌薬の発達した現在でも重大な問題です。

 骨・関節感染症の多くは治療に抵抗して遷延化しますが、その原因のひとつとして細菌の形成するバイオフィルムが注目されています。ひとたびバイオフィルムがインプラント表面に形成されると抗菌薬の全身投与などの治療に抵抗し、インプラントの抜去を余儀なくされる場合や、多数回の手術を含めた長期間の加療が必要となる場合もあります。

 当教室では、バイオフィルム感染症に関するさまざまな知見をもとに、インプラント関連感染症の効果的な予防法、早期診断、および有効な治療法の開発を目指し、バイオフィルムの形成を阻害できることが期待されている生体材料の開発などを含め、さまざまな基礎研究を行っています。

 

バイオフィルムの顕微鏡写真

C:\Users\Toshiyuki\Desktop\S.aureus電顕.jpg
写真1
黄色ブドウ球菌が形成したバイオフィルムの電子顕微鏡写真(×3000)
写真2
バイオフィルムの実態顕微鏡写真
(×450)

ワッシャーに形成されたバイオフィルム像

写真3
クリスタルバイオレット(CV)法
写真4
蛍光抗体法